キャップカット(CapCut)アプリって何?無料でどんな機能?

キャップカット(CapCut)

みなさんは動画編集ってすることありますか?
最近はYouTube(ユーチューブ)やTikTok (ティックトック)などの動画共有サイトが大人気ですが、それだけではなく、Instagram(インスタグラム)やTwitter(ツイッター)などのSNSでも動画を投稿することが可能となったことで、気軽に撮影した動画をアップするという人も増えています。

その際に、iPhoneやスマホでササッと動画を編集したり加工したりしてする人も多くいますが、巷にはたくさんの動画編集アプリや動画加工アプリが存在していて、どれを使ったらよいか迷ってしまいます。

そんな中で、このキャップカット(CapCut)という編集アプリを強く強くおすすめしたい。なんたって、動画加工の神アプリなんです!!

そもそも動画編集をしたことがないという方も多いのかもしれませんが、このキャップカット(CapCut)という動画編集アプリは直感的に操作できる仕様になっているので、初めての方や初心者もかなり扱いやすいアプリとなっています。

そして、もちろん無料で使えるアプリです。
信じられないくらいの高機能で、これが本当に無料なのかと驚きです。
世界で一番使われている動画編集アプリであることは間違いないでしょう。
同類のアプリでのダウンロードのランキングは常に1位です。

さてさて、このページではキャップカット(CapCut)アプリの魅力と、どんなことがアプリでできるのかをお伝えしていきます。


まだアプリをダウンロードしていない方はコチラからダウンロードできます。

iPhone(App Store)

Android(Google Play)


既にキャップカット使ってるよって方は、以下のページにキャップカットの人気の使い方をまとめているので参考にして下さい。

キャップカット(CapCut)とは

キャップカット(CapCut)が大人気の動画加工アプリだということは、なんとなく伝わったのではないかと思いますが、ここからは具体的にキャップカット(CapCut)ってどんな動画加工アプリなのかをご紹介していきます。

キャップカット(CapCut)アプリの運営やバックグラウンドについて


2020年に、もともとは「Viamaker」という名前のアプリの名称が変更されて「 CapCut(キャップカット)」になりました。
CapCut(キャップカット)は中国の「バイトダンス(ByteDance)」という会社が提供しています。
なんだ、「中国の会社かよ」って思った方も多いのではないかと思いますが、バイトダンス(ByteDance)は、動画共有サービスでお馴染みの「TikTok(ティックトック)」を運営する会社です。日本法人(ByteDance株式会社)もちゃんとあります。

バイトダンス(ByteDance)は、
・世界一のニュースアプリ「Toutiao(トウティアオ)」などを運営していたり、
・スタートアップ企業の最大評価額であったUber(ユーバー)(750億ドル、同8.25兆円)を上回る世界最大のスタートアップ企業であったり、
・ソフトバンク(ソフトバンク・ビジョン・ファンド)が出資していたりする、
そんな会社です。

いろいろと書きましたが、何が言いたいかと、CapCut(キャップカット)はとてもデカイ企業が運営していて、アプリに将来性があるということです。
つまり、ずっと使い続けることができるアプリと言えます。(常に使いやすく更新や改善がされていきます)
アプリの操作を覚えて、いろいろな動画編集のテクニックを使えるようになっても、せっかく使い慣れたアプリが使えなくなったり、更新や開発がされなくなると結構ショックで、場合によっては別の新しい動画加工アプリを探さなくてはならなくなりますが、そういった心配やリスクが極力少ない動画編集アプリだと言えます。

キャップカット(CapCut)の使い勝手

難しい設定などが不要で直感的に利用することができ、いくつかの画像や動画を組み合わせて1つの動画を作ったり、エフェクトやフィルターなどの設定して、カッコイイ動画に仕上げたりすることができます。

たくさんの動画編集アプリと比べると、とても高機能でいろいろな編集や加工が可能です。
最強の無料動画編集アプリと言ってもいいです。有料のものと比べても優っている部分も多いです。

アプリで動画加工したら、そのままTikTok(ティックトック)にアップロードすることが可能なので、動画を投稿して、みんなと映像をシェアしたいと思っている方はとても便利なアプリです。

キャップカット(CapCut)のスゴイところ17選!!

世の中には動画編集アプリ(動画作成アプリ、動画加工アプリ)と呼ばれるものが無料・有料のもの合わせてたくさんの種類がありますが、キャップカット(CapCut)アプリのここがスゴイ!!というポイントを紹介していきます。

キャップカット(CapCut)は完全無料!!

キャップカット(CapCut)は無料で利用できる動画加工アプリですが、これが「完全無料」なんです!!

完全無料がどういう意味なのかというと、

初期費用や月額料金がなく無料でアプリを利用できるという意味だけでなく、アプリ内での課金システムすらない(課金による機能の追加がない)です。タダでアプリの全ての機能が制限なく使えます。

ほとんど全ての高機能な動画作成アプリは、アプリ内の一部機能だけが無料で、実際は課金しないと全ての機能(主に高度な機能)が使えなかったり、アプリで何らかの制限があったりします。

例えば

・フィルター、ステッカー、エフェクトなどの動画編集の機能が制限される。
・動画の長さに制限があり、編集できる時間書き出せる時間が短かったりする。
・4Kなどの高解像度や60fpsなどの最大フレームレートの動画を編集できないなどの制限がある。
・動画編集で利用したアプリのロゴ(ウォーターマーク、クレジット)が動画内に表示される。

(※キャップカットはデフォルトではロゴが動画の最後に自動で表示されますが、タップ1つで削除することが可能です。)

などなど、上記のような機能が無料で動画加工できるアプリの多くで制限されています。


キャップカット(CapCut)には課金システムがそもそもないので、無料アプリによくある「うっかり課金されてしまう」ことも一切なく、安心して利用できるとても良心的なアプリです。それでいて「本当に無料なの!?」って驚くほどの高機能とクオリティーの高さです。有料の動画編集アプリよりもいろんなことができたりします。

音源(BGMや効果音)を自由に選び放題

無料でそのまま使えるBGMや効果音などがたくさん用意されていて、動画編集の際に重宝します。
BGMなどの楽曲は100曲ほど、効果音は220音ほどの、
アプリのアップデートの度に、曲数が増えたり、曲の入れ替えがあり、
たくさんのフリー素材の中から選べます。


それだけでなく、iPhoneやスマホに保存されている音楽データを追加したりできることはもちろんなのですが、「サウンドの抽出」という機能では、iPhoneやスマホに保存されている動画の音源の部分だけを抽出してBGMとして追加できます。

文字を自在にアレンジできる

動画内の好きなところに文字を入力できるのですが、そのテキストのフォントスタイルやストロークなどたくさん用意されており、自分の好みにデザインした文字を入力することが可能です。

また「アニメーション」機能を使って、フェイドイン、フェイドアウト、ループなどの約30種類ほどのアニメーションを選び、文字に動きをつけることもできます。

動画と動画のつなぎや切り替え方法が豊富(トランジション)

動画を編集する上で、動画と動画の繋ぐということは必ずありますが、このつなぎ方や切り替え方がオシャレだったりセンスがあったりすると、美しかったりカッコよかったりして、映像を視聴する人の印象がぐっと上がり、プロっぽい仕上がりになるのですが、この動画と別の動画をつなげる時のエフェクトのことを「トランジション」と言います。

キャップカット(CapCut)には、このトランジションの種類がたくさん用意されていて、およそ60種類以上のトランジションの中から、お好みのスタイルのものを選ぶことができて、誰でも簡単にオシャレでプロっぽい動画が編集できてしまいます。

動画のスピード調整がすごい(スピードランプ)

動画の再生スピードを自由に調節できます。編集時に簡単な操作で、映像の再生スピードを0.1倍から100倍まで好きなように設定できます。

例えば、100倍速に調節すると、1時間の動画が36秒に変換されるので、よく目にする早送りの作業風景の映像や、日の出・日の入り・夜景など、固定カメラにすれば、ちょっと変わった動画も簡単に編集できます。

さらにスゴイ機能として、動画の再生スピードに緩急をつけられる「スピードランプ(可変速度エフェクト/速度ランプ)」が使えます。
例えば、音楽(BGM)に合わせて、注目させたい映像の一部にスローモーションをかけたり、突然スピードアップさせる際に、突然映像がスローモーションやスピードアップになるよりも、速度の変わり始めはフェードイン・フェードアウトで徐々にスピードの変化をつけることにより、映像がより自然で魅力的になります。

また、再生スピードの調整だけでなく、逆再生をすることも可能なので、動画の場面や映像表現によっては、逆回しで動画を見せることによって、オリジナリティー溢れる映像に仕上げれます。

美肌加工・小顔加工(美顔フィルター)ができる

写真アプリなどでは良くある機能の美肌加工ですが、動画編集アプリのキャップカット(CapCut)でも同じようなことが可能です。「美容」という項目をタップすると、美肌加工だけでなく小顔加工もできてします。かなりハイクオリティなフィルターが搭載されていて自然でキレイな仕上がりです。

イラストのような漫画風/アニメ化できる

2次元機能(二次元キャラに変換できる機能)というものがあり、誰でもワンタップでカワイイ漫画風の画像に加工できます。

(動画をアニメ化することは出来ませんが、2次元加工してアニメ化した画像を使って動画を作ることは可能です。)

ミュートボタンや吹き替え(アフレコ)できる

動画編集をする際に地味にうれしい機能が、音声付きの動画を「ミュート」ボタン1つで音を削除することが出来、動画にBGMや効果音などのオーディオ楽曲を追加する際に便利です。

また、動画に対して後から声を追加で入れることもできるので、吹き替えやアフレコなど撮影した映像に合わせて音声や解説を入れるなどの用途としても利用できます。

動画のはめ込み合成(ピクチャー・イン・ピクチャー)が複数できる

動画の上に別の動画を表示させる方法をで「はめ込み合成」や「ピクチャー・イン・ピクチャー」などと呼ばれる機能です。(テレビではワイプと呼ばれる機能です)
例えば、何かを撮影している被写体と、それを撮影している人の動画を同時に流した映像だったり、ゲームの実況中継などでは、ゲームをプレイしている画面とプレイしている人を同じ画面に収めた動画を作ったり、違う場所で撮影した動画を同一画面上に収めたりする場合など、映像表現の幅がかなり広がり、見せ方のレベルが格段に上がります。

動画編集の仕方によっては画面分割も可能で、2画面だけでなく3画面や複数の動画を表示させることもはめ込み合成(ピクチャー・イン・ピクチャー)を応用すればできてしまいます。
その際に、元の動画や画像は背景になるので、もし何も映したくない動画や画像であった場合は、真っ黒などの画像を追加して、その上に重ねて覆い隠してください。
はめ込み合成(ピクチャー・イン・ピクチャー)動画と動画だけでなく、動画と写真、写真と写真など、いろいろな組み合わせで映像を合成することができます。

複数のエフェクトを重ねることができる

動画編集においてエフェクトとは、動画に与える特別な効果です。
キャップカット(CapCut)のエフェクトは約200種類あり、エフェクトの効果を与えることによって、気軽に普段と違うような動画や作成することができます。
さらに凄いことに、複数のエフェクトを重ねることもできます。

ステッカーが無限にある

動画編集におけるステッカーとは、シールやスタンプのようなもので、動画の上に簡単に配置して装飾することができます。
キャップカット(CapCut)には数えきれないほどの数のステッカーがフリー素材として用意されています。さらに、気に入るものがなかった場合は、iPhoneやスマホに保存されている写真や画像からアプリに取り込んで、それをステッカーとして使うことができます。なので、実際はあらゆるものをステッカーとして使うことができます。

クロマキー機能を使える

クロマキーとはテレビ番組でスタジオの合成映像などによく使われたりしていますが、ブルーバックやグリーンバックの背景の前で人物を撮影し、それとは別の映像を背景にはめこむなどの動画編集です。

高画質の動画作成が可能(4K対応)

キャップカット(CapCut)では、編集するために読み込む動画(インポート)と、書き出しする動画(エクスポート)が高解像度のデータに対応しています。(4Kに対応)

また作成した動画を書き出し(エクスポート)する時は、解像度とフレームレートの選択が可能です。

解像度は「480」「720」「1080」「2K4K」の3種類から選ぶことがでたり、フレームレートは「24」「25」「30」「50」「60」の5種類から選ぶことができます。映像を使う用途に合わせて適切な形でエクスポートができます。
(4Kのエクスポートはアプリのアップデートによる仕様変更で不可となりました)


動画の書き出し(エクスポート)する時に1つ注意点があるとすれば、書き出せる動画は15分までとなっています。15分以上の長い動画の書き出しはできないので、どうしても15分以上の動画を作成したい場合は、15分以下の複数の動画を書き出して別の動画編集アプリでそれらの動画を繋げれば15分以上の動画を作成することも可能ではあります。
キャップカット(CapCut)は元々ショートムービー向けの動画編集アプリなので、書き出せる動画の長さは最大で15分となっていますが、ほとんどの人にとって15分まで作成できるのであれば問題ないのではと思います。

TikTok(ティックトック)に直接シェア可能

動画作成したり、動画編集する理由の1つに、SNSなどで動画をシェアしたいという目的があります。
キャップカット(CapCut)では、動画編集したらそのまま直接TikTok(ティックトック)に投稿することができるようになっているので、動画を友人なりにSNSなりにシェアしたいと思っている人には、すごく便利な機能です。

字幕を自動で入れる(自動キャプション機能)

動画に自動で字幕を入れることが可能です。精度もかなり高くてすごく便利な機能です。しかし、現時点では自動で字幕を入れる機能(自動キャプション)は英語のみの対応となっています。今後のアップデートで日本語にも対応する可能性もあります。

不具合が少ない。問題点の改善が早い。

アプリの開発している母体が大きくてしっかりしているので、アプリの不具合やバグなどの問題点がほとんどないです。
また、アプリを使用しているユーザーの声を直ぐに反映できるように、ユーザーフィードバックができるようになっています。アプリの制作側に不具合や問題点などを直ぐに報告することができるようになっています。アプリを使う側としては、すごく好感が持てる仕様となっています。

キャッシュのクリア可能

最近のiPhoneやスマホはかなり高性能になっていたり、キャップカット(CapCut)のアプリがそこまで重い動画編集アプリではないので、不要なケースも多いですが、もともと動画編集アプリというのは、編集の使う機能によってはアプリがフリーズしたり重く感じたりすることがあります。そうした時に、アプリのキャッシュをクリアすると改善されることがあるので、アプリにそういう機能がついているのは、とてもユーザー思い(ユーザビリティーが高い)となっています。





以上が、キャップカット(CapCut)アプリでできることを、ザっーーとお伝えしました。
魅力が伝わったでしょうか?

より具体的に、キャップカット(CapCut)でどんなことができるのか知りたい方は、下記に紹介するページで、キャップカットでやりたいこと別に使い方の解説をしています。サイトマップのようになっているのでぜひ参考にして下さい。