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シネマティックVlog(Cinematic動画)とは

ブイログ

YouTube(ユーチューブ)やTikTok(ティックトック)に代表される動画共有や動画投稿のサービスが大人気ですが、最近はFacebook(フェイスブック)、Instagram(インスタグラム)、Twitterツイッター、LINE(ライン)などのSNSでも動画機能が備わり、多くの人々が動画投稿を楽しんでいます。

そんな中で、プロでもアマチュアでもない一般の人たちが(主に海外の人たちが)、映画やミュージックビデオのようなワンシーンを作成して、ネット上に投稿するケースが多く見られるようになりました。

これは機材やソフトウェアの進歩により、高性能なカメラや動画編集ソフトが一般の人にも手に入りやすくなったり、それらの撮影技術や編集方法がネット上で公開されている点も大きいです。

そして、そのような美しい映像をシネマティック動画やシネマティックVlogと呼んでいます。

  1. シネマティックVlogはブイログ(Vlog)のジャンルの1つ
  2. シネマティックVlogの作り方
  3. シネマティックVlogのカメラ
    1. シネマティック動画をスマホカメラで撮れる?
    2. シネマティックVlogのカメラはどんな種類のカメラがある?
      1. デジタル一眼カメラ(一眼レフカメラ、ミラーレス一眼カメラ)
      2. シネマカメラ
      3. アクションカメラ
    3. シネマティックVlogはカメラ以外にどんな機材が必要?
      1. シネマティックVlogのレンズ
      2. シネマティックVlogのマイク
      3. シネマティックVlogのその他の機材
        1. ジンバルやスタビライザー
        2. 三脚や自撮り棒
  4. シネマティックVlogの撮り方
    1. 背景のボケ(被写界深度)のコントロール
    2. カメラワークやレンズワーク
    3. 構図
    4. ストーリー
    5. ライティング
  5. シネマティックVlogのiPhoneやスマホでの撮り方
    1. スマホカメラの得意な部分
      1. 強力な手ぶれ補正機能
      2. デジタル一眼カメラのような多機能
      3. 撮影から編集までiPhoneやスマホ内で完結できる
    2. スマホカメラの苦手な部分
      1. 暗い場所での撮影が苦手
      2. ボケ感が作りづらい
        1. iPhoneやスマホのカメラで背景ボケの撮り方
        2. iPhoneやスマホのカメラで前ボケの撮り方
        3. iPhoneやスマホのカメラでボケの撮り方の限界やデメリット
        4. iPhoneやスマホでボケを後から追加するアプリ
  6. シネマティックVlogの設定
    1. シネマティックVlogのフレームレート
    2. シネマティックVlogのシャッタースピード
    3. シネマティックVlogのF値
    4. シネマティックVlogの画質
    5. シネマティックVlogの編集(調整)
  7. シネマティックVlogのアプリ
  8. シネマティックVlogの音楽
  9. シネマティックVlogのYoutube動画

シネマティックVlogはブイログ(Vlog)のジャンルの1つ

日常生活や旅行などを、ミュージックビデオや映画のワンシーンを切り取ったような映像表現を「シネマティックVlog」と呼んでいますが、それらはブイログ(Vlog)や動画のジャンルの中の1つで、とても人気の高いタイプの動画です。

そもそも、「ブイログ(Vlog)って何?「YouTube(ユーチューブ)と何が違うの?」という方は、以下のページを参考にしてください。


簡単に言ってしまえば、シネマティックVlogは映画とVlogの中間のような動画です。

撮影や映像のプロの人たちが活用しているような撮影技術だったり編集技術を使い、映画やミュージックビデオのような美しい映像であったり、カッコいい動画に仕上げています。
映画のような綺麗な映像やそれにマッチした音楽だけでなく、優れた構成・構図・カット割り、ストーリーなどの技術や知識も必要で、動画編集の技術だけではなく、撮影する技術も必要になってきます。


先程紹介した記事に書いてありますが、ブイログ(Vlog)には様々なジャンルがありますが、それらの全てのジャンルやテーマで、シネマティックVlogとして映画のワンシーンのような美しい映像表現としてVlogの発信をすることも可能です。どんな内容やテーマやジャンルでも、ビジュアルやストーリー性を凝ることで、日常の出来事や様子をドラマチックに表現することが可能です。


なので、今はシネマティックVlogという美しい映像表現されている動画は目新しかったり、目立ったりしていますが、AIなどの技術の進歩で誰もが簡単にシネマティックな動画を作ることができるようになれば、シネマティックVlogというジャンル自体がなくなる可能性もあります。

今はVlogのジャンルの1つとして存在していますが、本来はVlogや動画の映像表現の1つとして考えてもらったほうが、理解しやすいのではと思います。

シネマティックVlogの作り方

YouTube(ユーチューブ)やTikTok (ティックトック)に投稿されている、完成された美しい映像作品としてのシネマティックな動画を見ると、作るのがスゴく難しそうに思えますが、スマホ1つあれば誰でも作ることは可能で、シネマティック動画を作る流れはとてもシンプルなものです。

主な工程としては

①動画を撮影する

②動画を編集する

という作業だけです。


特別な機材やソフトが必要だと思われがちですが、必ずしも必要ではなく、動画を撮影するためにiPhoneやスマホのカメラと、撮った動画を編集するための動画編集アプリがあればできてしまうので、手元にiPhoneやスマホがあれば、誰でもシネマティックな動画を作ることができてしまいます。



もちろん、凝った編集のためにはプロが使用するような専用のソフトや、よりキレイに動画を撮影するための高額なカメラが必要になってきますが、一定以上の質のシネマティック動画を作るのに必要なことは、そういった専門的な機材やソフトではなく、撮影の方法、映像の選び方、美しい映像表現のための技術やテクニックなどです。

そのための動画編集のアプリはスマホで使えるいろいろなものがありますが、最近は高機能で無料で使えるおすすめのアプリがいくつかあるので、そういったものを使ってどれだけセンス良く、自分が表現したい映像を再現できるかです。

シネマティックVlogのカメラ

シネマティック動画をスマホカメラで撮れる?

最近のiPhoneやスマホのカメラは高性能なので、スマホカメラだけでシネマティック動画を撮影することは可能です。YouTube(ユーチューブ)やTikTok (ティックトック)などの動画投稿サイトや動画共有サイトでは、iPhoneやスマホのカメラだけで、シネマティックな動画を作りました!というような投稿もたくさん見受けられます。その動画の完成度は、とてもスマホ1つで作ったとは思えないものばかりです。
もちろん、一眼レフカメラなどのカメラのほうが、キレイに撮れたり、映像表現の幅が広がったりするので、シネマティックVlogを凝って作りたかったり、専門的に取り組みたい方であれば、スマホカメラ以外のカメラを選択として考えるのもおすすめです。まずは、何度かスマホカメラで制作してみて、物足りなかったり、ステップアップしたい場合に、専用のカメラを買うことを考えてみるのも良いかもしれません。

シネマティックVlogのカメラはどんな種類のカメラがある?

一眼レフミラーレス一眼スマホ
画質
コンパクト
バッテリー
デザイン性
シネマティックVlogのカメラの種類を比較

シネマティックVlogはiPhoneやスマホのカメラでも撮影可能だと説明しましたが、スマホカメラ以外にはどのような種類のカメラがあるのか解説します。

デジタル一眼カメラ(一眼レフカメラ、ミラーレス一眼カメラ)

シネマティックVlogの分野で、第一線で活躍されている方たちのほとんどが、一眼レフカメラやミラーレス一眼と呼ばれるデジタル一眼カメラを使用しています。特に人気の機種はソニーのミラーレス一眼であるα(アルファ)シリーズです。

シネマカメラ

プロが使うような、映像を撮影するためのビデオカメラです。デジタル一眼カメラの高性能化によって、シネマカメラとの違いの差がわかりにくくなていますが、シネマカメラならば長時間の録画が可能だったりする点以外にも、高いカラーグレーディング耐性やRAW記録ができたり、NDフィルターをカメラに内蔵している機種があったり、カメラの操作性やマイクの端子などのインターフェースが違っていたりします。

アクションカメラ

GoProに代表される小型のカメラで、衣服など体に装着して、ハンズフリーで撮影することができるビデオカメラのことです。ウェアラブルカメラ(スパイカメラ)などとも呼ばれることもあります。

モトブログ(バイクでの走行中の映像Vlog)など、ヘルメットに取り付けて臨場感あふれる一人称視点の映像撮影などが可能です。ツーリング以外にも、ドライブやサイクリング、スキー、スノーボード、スキューバダイビングなどのスポーツ映像や、小型で持ち運びが楽なのでアウトドアや旅行のでのVlog撮影で使われることも多いビデオカメラです。

シネマティックVlogはカメラ以外にどんな機材が必要?

シネマティックVlogを撮影する際に、必須ではないですがあると便利なものがいくつかあるので紹介します。

シネマティックVlogのレンズ

主に一眼レフカメラやミラーレス一眼カメラで撮影することを前提としていますが、デジタル一眼カメラはレンズを交換することが可能なカメラです。レンズを取り換えることによって、様々な映像表現が可能となります。レンズによってどのような動画のルックスになるか決まってしまうと言っても過言ではありません。またデジタル一眼カメラでの動画撮影では、写真撮影とはまた違うレンズの性能が求められ点にも注意が必要です。

レンズというとデジタル一眼カメラを想像してしまいますが、実はiPhoneやスマホにも取り付け可能なスマホレンズというものがあります。クリップのようなタイプのもので、装着するだけ映像の幅が広がります。レンズの種類としては、望遠レンズ、広角レンズ、マクロレンズ、魚眼レンズなどがあります。

また、スマホカメラ用のレンズフィルター(カラーフィルター)などもあり、本来は編集で加工するような映像表現をフィルターを使うことによって、手軽に動画で表現できてしまいます。わざわざレンズフィルターを購入しなくても、カラーセロファンをスマホカメラのレンズにかざすことによって、いつもとちょっと違った映像を撮影できるので試してみるのも面白いです。

シネマティックVlogのマイク

VlogではiPhoneやスマホで撮影する場合と、専用のデジカメで撮影する場合のどちらに限らずですが、外付けのマイクを使う場合があります。
しかし、シネマティックVlogにだけ関して言えば、ほとんどのシネマティック動画では映像に合わせて音楽を使うことになるので、撮影での音の録音は必要ない場合がほとんどです。
元々、カメラやスマホに内臓マ

イクはあるので、特に音質にこだわる動画でなければ内臓のマイク以外に用意する必要はないですが、稀に街中の雑踏音や、自然の環境音などを映像と共に使う場合などもあります。

シネマティックVlogのその他の機材

ジンバルやスタビライザー

ブレを防止する機材です。ジンバルやスタビライザーがカメラと一体型になっているタイプの小型のデジカメ(アクションカメラ)もあります。

三脚や自撮り棒

三脚はカメラを固定して撮影できます。手ブレを抑えて好みのアングルで撮影しやすくしてくれます。特に夜の撮影などに効果的だったりします。また、同じ構図のまま撮影できるので、時間の流れを表現するような映像を撮ることが可能です。
自撮り棒は高低のアングルの撮影にあると重宝します。

シネマティックVlogの撮り方

シネマティックVlogの撮影方法はいくつかのポイントがあります。
そのポイントを押さえることができれば、動画のクオリティーがグッと上がり、美しい映像の仕上がりとなります。

背景のボケ(被写界深度)のコントロール

iPhoneやスマホのカメラでは、背景のボケの表現が限られてしまうので、主にデジカメを使ってでの撮影に限られますが、シネマティック動画では、動画内に背景のボケのある映像を使うことによって、映画風の雰囲気がでてきます。
具体的な方法については、次の項目のシネマティックVlogの設定のところで解説しています。

カメラワークやレンズワーク

カメラワークとは、簡単に言えばカメラをどう動かすかの技術です。被写体(撮りたいもの)をどの角度から、どのような動きの中で撮影するかです。そして、レンズワークとは、カメラのズームを操作や、レンズを交換・選択をして、焦点距離を変えて撮影したい範囲(画角)を決めることです。

構図

構図とは、フレームの中で被写体をどの大きさで、位置で、角度で撮影するのかという構成のことを言います。例えば、人物を撮影する場合でも、顔をアップで映すのか、少し引いてバストアップで映すのか、さらに引いて周りの背景も合わせて映すのかによって、映像の印象って全く違ってきます。

ストーリー

ロマンティックな映像にするためには、動画の中にストーリー性があると良い。
ストーリー性というと、何をどう撮影すればわかりづらい、要は動画で何を伝えたいのかわかるほうが映像作品として優れている。視聴者も見ていて飽きないし楽しめる動画となる。

ライティング



撮影する環境によってはライティングが必要になります。特に自然光ではなく室内で撮影する場合は、照明の効果で映像表現のクオリティをアップさせることができます。いろいろな環境下で光をコントロールすることは、イメージした通りの動画を撮るには必要なテクニックです。

シネマティックVlogのiPhoneやスマホでの撮り方

iPhoneやスマホのカメラで撮影された映画やドラマが制作されるほど、最近のスマホカメラは高性能なものになっています。ただ、シネマティック動画をiPhoneやスマホで撮影する上で、カメラの性能を上手くいかせる部分とそうでない部分があるので、予めその部分を理解してシネマティックVlogを撮るようにしましょう。以下にスマホカメラの得意・不得意な撮影分野についてまとめてあるので参考にしてください。

スマホカメラの得意な部分

強力な手ぶれ補正機能

動画撮影においては、美しい映像にするには、手ぶれを極力減らすことが大切です。
iPhoneやスマホのカメラの手ぶれ補正機能は、ハイスペックなデジタル一眼カメラ以上に強力なものが備わっている機種が多くあります。特に初心者にとって映画風のきれいな映像を撮る上で、手ブレ補正機能があるのは心強いです。三脚やジンバルなどを使わなくても、ある程度安定した映像を撮影することができます。また、スマホ自体が小型なので、ジンバルなどを取り付けて強力な手ぶれ補正機能のあるアクションカメラのような用途で使うこともできます。

デジタル一眼カメラのような多機能

専用のカメラアプリをインストールすれば、シャッタースピード、ISO感度、ホワイトバランス等のマニュアルの調整をすることが可能です。もともとインストールされている純正のカメラアプリでも十分にキレイに撮影できるのですが、本格的なシネマティックな動画を撮影する為のは、マニュアル撮影が必要で、純正のカメラアプリはマニュアル撮影には対応してません

また、アプリによっては、後で色みの編集することを前提としたLog撮影と呼ばれる方式での撮影が実現できます。(Log撮影はハイスペックなデジタル一眼カメラにしか搭載されていない機能です。)

無料のアプリや一部有料のアプリ(数千円)がありますが、専用的なカメラアプリをインストールすることで、iPhoneやスマホのカメラがプロが使うようなデジタル一眼並みに変貌します

純正のカメラアプリは起動が早かったり、ボタン1つで立ち上げれたりするので、直ぐ撮れる状況を作れるため、普段から持ち運びするカメラとして必要な要素なので、とても魅力的なカメラアプリではあるので、撮影の状況によって使い分けるのがおすすめです。

撮影から編集までiPhoneやスマホ内で完結できる

撮影した動画を、パソコンにデータを移す必要や、パソコンで動画編集ソフトを使うこともなく、そのままiPhoneやスマホの中で動画編集アプリを使って編集し、映像を完成させることができます。
(※より高度な編集をする場合にはパソコンの動画編集ソフトが必要になります。)

最近のスマホ用の動画編集アプリが高性能でどんどん進化しています。無料アプリでも高品質の動画を作ることができます。カット、スピードランプ、トランジョン、色味補正などの基本的な編集がスマホアプリで可能です。
アプリはものすごくたくさんの種類があります。使い勝手の良さは人それぞれ違ってくるので、実際にアプリを使ってみて自分の使いやすいものを選ぶのが良いでしょう。

スマホカメラの苦手な部分

暗い場所での撮影が苦手

暗い場所で動画撮影すると、映像にノイズが発生し画質が劣化してしまします。(ISO感度が上がってしまうことが原因です。)

これは、スマホカメラのカメラセンサーのサイズが一眼レフカメラなどと比べると、非常に小さい為です。

暗い場所の動画撮影の対策としては、

①F値(絞り値)とシャッタースピードでカメラセンサーに入る光の量を増やす。
②できる限りISO感度を低く抑える。
③マニュアル撮影可能なカメラアプリを使う
④スローモーション撮影しない

スマホカメラには複数のレンズが付いているタイプが今は主流ですが、レンズ(広角・望遠・超広角)などによってF値(絞り値)が異なり、ほとんどがF値は固定となっています。

一般的に広角レンズがF値が一番小さく明るいので、広角レンズを選択すると、自動的にISO感度が低く抑えられるので、結果としてノイズが少ない映像の撮影が可能になります。望遠や超広角の映像が欲しい場合は外付けレンズを使って補いましょう。

マニュアル撮影が可能なカメラアプリの設定では、ISO感度はできる限り小さくします。
それでも映像が暗い場合はシャッタースピードを限界まで遅くします。すると、手ぶれしやすくなるので、三脚やジンバルを使って極力手ブレを抑えるようにしましょう。


暗い場所では、スローモーション撮影はしないようにしましょう。
シャッタースピードが早くなるので、結果としてISO感度が高くなりノイズが増えます。
これはスローモーション撮影はフレームレートを高くしてコマ数を稼ぐ為に、通常の撮影モードと比較して、より早いシャッタースピードが設定されてしまい、ISO感度が上昇してノイズが発生してしまうためです。



どのような設定が良いかは個人の感覚によるところも大きいので、実際に試して比較されることをおすすめします


暗い場所での撮影で「ISO感度を上げる(ISO感度を上げてノイズが発生した映像)」or「シャッタースピードを遅くする(シャッタースピードを遅くしてブレが大きいがノイズを抑えた映像)」 のどちらの設定がより良いかは、作りたい映像や個人の感覚によるところが大きいので比較は難しいですが、シャッタースピードを遅くした方がシネマティックな動画としては良い結果が得られると思います。

ボケ感が作りづらい

iPhoneやスマホのカメラでは、一眼レフカメラで撮影したような背景がボケた映像を撮ることは難しいです。
これはデジタル一眼カメラならば、F値(絞り値)を調整することで背景がボケた被写界深度の浅い映像から、全てがハッキリ映る被写界深度の深い映像のどちらも撮影することができるが、iPhoneやスマホのカメラでは構造上の制約があり、全てがハッキリ映る映像(パンフォーカス)しか撮れないためです。
「焦点距離の短いレンズ=ボケにくいレンズ」となりますが、搭載されているカメラセンサが非常に小さいので、焦点距離の短いレンズを使わなければならないためです。


ボケのある動画は、あくまで映像表現の手法の1つなので優劣はないですが、シネマティックな動画という面から言うと、ボケがあったほうが表現の幅が広がり、見ている視聴者にも映画のような雰囲気を味わってもらえます。


スマホカメラに搭載されているポートレートモードは、デジタル一眼カメラで撮影した時のようなボケを、ソフトウエアの処理で擬似的に再現(補正加工)する機能なので、実際にカメラで撮れているわけではないので誤解しないようにしましょう。そして、この機能は今のところ写真のみに対応していて、動画には対応していません。


iPhoneやスマホのカメラでボケ感を出すことが難しいのは確かですが、撮影の構図次第ではスマホカメラでもボケている映像を撮影することができます。

ボケには背景ボケと前ボケがあり、 どちらのケースでもスマホの広角カメラではなく望遠カメラを使用するとボケ味が強くなります。さらに、外付けの望遠レンズを使えばよりボケ味はより強くなります。sスマホ用の外付けの望遠レンズの値段は大体3000円前後ですので、一度検討してみることをおすすめします。

iPhoneやスマホのカメラで背景ボケの撮り方


背景ボケはスマホカメラを被写体にできるだけ近づけて撮影します。それと同時に被写体と背景の距離をできる限り離し、その距離が遠ければ遠いほど、ボケ味を強く感じれる動画が撮れます。
なので、物理的に被写体に寄るしかボケた映像を撮影する方法しかありません。

iPhoneやスマホのカメラで前ボケの撮り方

前ボケは背景ボケと比べると比較的簡単に作ることができます。被写体の手前で、カメラの近くにボカしたい対象物を配置すればボケた映像を撮ることができます。被写体とカメラの距離は気にすることなく、ボケることが可能です。

iPhoneやスマホのカメラでボケの撮り方の限界やデメリット

上記がiPhoneやスマホのカメラでのボケの撮り方ですが、得られるボケの効果はデジタル一眼カメラでの撮影(F値の低いレンズ)と比較すると少ないです。また、スマホカメラではある程度被写体に寄って撮影する必要があるので、構図に制限があったり、望遠カメラのため、遠くの物が近くにあるようなイメージの映像になり、場合によっては少し圧迫感を感じることもあります。

iPhoneやスマホでボケを後から追加するアプリ

スマホカメラの写真アプリ(撮影アプリ)のポートレートモードでは、ソフトの処理によってボケ味を作っているのですが、同じような処理を撮影した動画にも行うことができるアプリがあります。それが「Focos Live」というアプリです。iPhone用のアプリですが、パソコンで使うこともできます。

また、動画ではなく、写真にボケを追加したい場合は「「Focos」というアプリです。撮影した後の写真の背景をボケさせることができます。」

このようなアプリの処理によって後からボケ味を追加することもできます。

「Focos Live」(for iPhone)

「Focos Live」(for PC)

「Focos」(for iPhone)

シネマティックVlogの設定

シネマティックVlogのフレームレート

シネマティックVlogの撮影のフレームレートは24fpsに設定しましょう。(映画のフレームレートは24fpsです。)

フレームレート(fps)とは1秒間に何コマあるのかという値のことです。
1秒間にコマの数が多く(フレームレート高く)なればなるほど、美しい動画になりそうですが、動きがシャープになり過ぎて、いかにもビデオな雰囲気になってしまいます。(美しい映像ではないです。)
24fpsだとブレ(モーションブラー)が出るので、より自然に映るためです。
もし後で、スローモーションに編集する予定の場合は、60fpsや120fpsなどに選択しておきましょう。

シネマティックVlogのシャッタースピード

動画撮影におけるシャッタースピードは、基本的にはフレームレートの2倍です。(もしくは4倍)
シネマティックVlogのフレームレートは24fpsなので、1/50となります。この設定で撮れば、人間の目に近い被写体のブレを表現することができます。

シネマティックVlogのF値

F値(絞り値)は小さければ小さいほど、明るくボケやすい動画が撮れます。(開放に近い数値)
どのように、どのようなシネマティック動画を撮りたいかによって違ってきますが、シネマティックにみえるには、背景のボケ感はなるべく大きいほうがそれっぽく見え、素敵な雰囲気に仕上がりやすいです。
F値の設定に迷ったり、映像表現の明確なアイデアや意図がない場合は、開放F値に設定することがおすすめです。明るい映像が撮影できるので、NDフィルター(減光フィルター)などと組み合わせても調整もしやすいメリットがあります。

シネマティックVlogの画質

シネマティックVlogでの画質ですが、基本的にはそのカメラで撮影できる最高画質で録画すれば良いと思います。具体的には4KかフルHDです。
4Kはキレイな画質が撮影できますが、その分、大容量のため処理の重さ(動画編集する時の動作の遅さ)がネックになります。
特別な理由がなければフルHDでも問題ない画質の映像、自分の製作環境に合わせて選択しすれば良いです。

シネマティックVlogの編集(調整)

カラーコレクション(色の補正)とカーラーグレーディング(色の演出)という作業を行います。映画風の美しい雰囲気がでて、映像作品としてのクオリティが格段に上がります。

シネマティックVlogのアプリ

iPhoneやスマホでシネマティックVlogを作る場合、どのアプリを使うかがとても重要になってくる。
シネマティック動画を作る上でアプリは大きく2つに分別されます。1つが撮影するためにアプリ、もう1つが編集するためにアプリです。有料・無料のアプリがありますが、どちらも最近は、アプリが高機能になったため、iPhoneやスマホだけでシネマティック動画を作ることができます。自分のやりたい用途に応じてアプリを選びましょう。操作性などは好みがあるので、まずは気になるアプリを試してみて、やりたいことの必要性に応じて複数のアプリを併用することもおすすめです。

シネマティックVlogの音楽

シネマティック動画にとって音楽(バックサウンド)は欠かせないものです。YouTube(ユーチューブ)などにアップすることを前提としているいないに関わらず、基本的には著作権フリーの音楽を使うことをおすすめします。無料や有料で使える音楽素材サイトがあるので、自分のニーズに合ったサービスを利用しましょう。
動画の編集ソフトやアプリにもともと付随している著作権フリーの音楽もあったりもします。

シネマティックVlogのYoutube動画

シネマティックな動画を撮りたいと思ったのならば、優れたシネマティック動画をたくさん見ることをおすすめします。YouTube(ユーチューブ)には美しい映画のようなシネマティックVlogがたくさんアップされており、それを見て勉強したりアイデアの参考にするのはとても良いことです。
また、シネマティックな動画の撮影方法やチュートリアルなども解説された動画もたくさんあります。
YouTube(ユーチューブ)だけで、シネマティックVlogの撮り方の全てを学べると言っても過言ではありません。